漫画をつくって発表するまでには、構想ネーム段階、原稿制作段階、そして単行本作業など、いくつかの行程があって、1本の漫画作品をつくるという縦糸で貫かれているけれど、作業としてはそれぞれ違う感じがします。締まりのよくない頭のせいか、私は原稿している時にもあれこれ広がってしまうので、仕切りは曖昧なのかもしれません。。。
そんな漫画づくりですが、担当氏の間の手が入るとはいえ、構想ネームと原稿は基本的にひとり作業なのに対して、単行本作業となると色んな人が関わってきます。担当氏を筆頭に、編集部のスタッフに、何やらムズカシイ事担当の会社の中の人達、エラいひと、デザイナーさん、印刷の面倒をみてくれる方々。。。さらに、出来た本を書店で皆さんにお届けするまでにも多くの方々の存在があると思うと、ちょっとビックリするような嬉しいような、そら恐ろしいような気がしてくるほどです。
発端はまちの片隅でぽや〜〜っと(傍目には。)しつつひねり出してきたものが、ごろごろころがって巨大な塊になってしまったような。
発端はまちの片隅でぽや〜〜っと(傍目には。)しつつひねり出してきたものが、ごろごろころがって巨大な塊になってしまったような。
私が直接お会いするのは限られた人達ですが、分野の違うひとが寄り集まって、ああでもないこうでもないと言っては一冊の漫画本をつくっていくのはおかしくて楽しくて、とても好いもの。
読んでくれたひとにも、この感じが伝わると嬉しいなと思うのです。